「あなたに助かってほしいから」
ー大船渡津波伝承館-館長-齋藤さん
2011年3月11日　大地震の直後、主人と2人、即テレビをつけた。ヘリコプターがリアルタイムで情報を流している。

それから2年位経った頃の事、相模原に住む八起のお客様が、
「津波伝承館」の館長・齋藤さんとご来店くださった。そして
「あなたに助かってほしいから」のパンフレットを手渡してくれた。

齋藤さんは楽しそうに食事をしていたが「皆んなに助かってほしい…」という熱意と行動力は、ものすごく感じた。
そして主人は言った
「津波伝承館に行きます❗️」

約束どうり2年後、主人と2人、高速道路で仮眠しながら10時間かけて「津波伝承館」に着いた。
連絡もせず突然行った私たちを
齋藤さんは、他の来場者さんと同じ様に対応したてくださった。

伝承館ではビデオを見たり写真や資料など見せてくださった。

地震の時、齋藤さんは会社にいた。地震直後から高台に皆んなで逃げ、その現実をビデオに撮った。その映像と齋藤さんの叫ぶ声は今も我々の胸に大切にしています。

「地震が来たらすぐ逃げろ」とご家族の方に言い伝えられて来たと、お話ししてくださった齋藤さん。
私も、その言い伝えを、少しでも皆さんにお伝えしたくて…

いつかまた齋藤さんに逢いに行こう。
今度は新幹線に乗って…

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